OCRソフトの ABBYY FineReader PDF コーポレートエディションには、ABBYY Screenshot Reader というアプリケーションが同梱されます。
ABBYY Screenshot Reader は、画面上で指定した領域の画像やテキストを、Word や Excel ファイルとして再利用できるアプリケーションです。
写真や文書などのファイルに対して OCR処理を実行する ABBYY FineReader PDF とは異なり、画面上の情報をキャプチャして直接利用できることが特長です。
本ページでは、画面上の表(テーブル)を Excel に出力する方法をご案内します。
以下の手順内の画像では、ABBYY FineReader 14 の画面が使用されていますが、ABBYY FineReader PDF 15 でも共通です。
【操作手順】
- スタートメニューから ABBYY Screenshot Reader を起動します。
表だけを読み取りたい場合は [領域] を選択します。 - 「取り込み」のプルダウンから取り込み方法を選択します。
- 領域
指定した領域をキャプチャします。 - ウィンドウ
ウィンドウ全体をキャプチャします。(ツールバーやメニューバーを除く) - 画面
画面全体をキャプチャします。 - スケジュールされた画面
5秒後に画面全体をキャプチャします。
- 領域
- 「言語」のプルダウンから、読み取る言語を選択します。
- 「送信」のプルダウンから、[テーブルを Microsoft Excel に] を選択します。
- [取り込み] ボタンをクリックします。
- 目的の画面上をドラッグ&ドロップして、取り込み領域を範囲指定します。
([ECS]キーで操作をキャンセル) - 領域を指定後、ダブルクリックまたは、領域の右下にある [取り込む] をクリックします。
- 指定領域の表が、Excel形式で出力されますので、名前を付けて保存します。