縦書きの文書の読み取りについて

OCRソフトの ABBYY FineReader PDF では、縦書き文書の読み取りに対応しています。

操作画面上では、右に 90度回転した状態で表示 (下図) されますが、これは表示上だけの問題です。
テキスト表示に HTML を使用しているため、このような現象が発生いたします。

Word ファイルなどに出力いただくと、縦書き文書として出力されますので、ご安心ください。

“縦書きの文書の読み取りについて” の続きを読む

OCRエディタの操作手順 【高度なOCRとファイル変換】

ABBYY FineReader PDF では、より高度な OCR とファイル変換を備えた、OCRエディタ という機能を使用することで、「画像修正」「認識領域の変更」「領域テンプレートの作成」「認識結果の修正」など、細かな設定を変更できます。
本ページでは、OCRエディタの使用手順をご案内します。

  • 操作手順は ABBYY FineReader PDF 15、ABBYY FineReader 14 で共通です。
  • 本ページの内容は、中級者~上級者向けとなります。
  • 初心者の方は、【クイック変換手順】 のリンク先をご参照ください。

“OCRエディタの操作手順 【高度なOCRとファイル変換】” の続きを読む

ページ数制限について

まず、ABBYY FineReader PDF の製品版では、手動操作による OCR 処理やファイル変換のページ数 (およびファイル数)に制限はありません。

ページ数制限 (処理可能枚数) は、Hot Folder (ホットフォルダー) という自動処理機能にのみ適用されます。
Hot Folder は、コーポレートエディションのみに搭載された機能となり、スタンダードエディションには搭載されていません。

Hot Folder の詳細は、「OCRのバッチ処理とは」や 「Hot Folder のページ数制限について」にて詳しくご案内しておりますのでご参照ください。

PDF 文書内のテキスト画質について

ABBYY FineReader で OCR を実行して変換した PDF 文書を、800% 以上の倍率にズームすると、テキスト (文字) の画質が劣化したように見える場合があります。

これは、ABBYY FineReader PDF が、認識処理 (OCR) のために、ベクタードキュメントをラスタライズするために発生します。

300% 程度では違いを確認できないため、ほとんどのケースで影響はありません。
800% 以上の倍率で運用し、ズーム時のテキスト画質を維持する必要がある場合、以下の 3通りの方法の内、ご要件に適したものをお試しください。

“PDF 文書内のテキスト画質について” の続きを読む