ABBYY FineReader PDF では、より高度な OCR とファイル変換を備えた、OCRエディタ という機能を使用することで、「画像修正」「認識領域の変更」「領域テンプレートの作成」「認識結果の修正」など、細かな設定を変更できます。
本ページでは、OCRエディタの使用手順をご案内します。
- 操作手順は ABBYY FineReader PDF 15、ABBYY FineReader 14 で共通です。
- 本ページの内容は、中級者~上級者向けとなります。
- 初心者の方は、【クイック変換手順】 のリンク先をご参照ください。
【操作手順】
- 対象の PDF (または画像) ファイルを右クリックして、[ABBYY FineReader PDF 15 で変換する] を選択し、[OCRエディタで開く] をクリックします。
- [ツール] > [オプション] > [言語]タブで、「OCR言語を手動で指定」を選択して、目的の言語にチェックを入れます。
- [画像処理]タブに移動します。
OCRの自動処理設定を変更したい場合、自動処理を無効化ページを参考にして設定します。
画像の予備処理設定を変更したい場合、[詳細設定を表示する] をクリックすると、下図設定画面が開きます。 - [形式設定]タブに移動します。
ドキュメントタイプで出力する文書形式の選択後、文書レイアウトを選択します。
その後、目的の項目にチェックを入れて [OK] をクリックします。 - ファイルを追加するには、 をクリックして、OCR処理の対象となるファイルをダブルクリックします。
- 認識領域の変更や、認識結果の修正、領域テンプレートを作成します。
- をクリックして目的のフォーマットを選択します。
- の ▼ をクリックしてリストからファイル形式を選択します。
(表示されていないファイル形式は、[他の形式で保存]を選択) - 「名前を付けてドキュメントを保存」の「ファイルの種類」が目的のファイル形式になっていることを確認して [保存] をクリックします。
【クイック変換手順】