ABBYY FineReader PDF では、PDFファイルに OCR を実行した後、Wordファイルに変換して保存できます。
本ページでは、PDFファイルを Wordファイルに変換する操作手順をご案内します。
【操作手順】
- ABBYY FineReader PDF 15 を起動して、[Microsoft Word に変換する]をクリックします。
- Word ファイルに変換したい PDF ファイル(または画像)を選択して [開く] をクリックします。
- ファイルを追加したい場合は、をクリックして、ファイルを選択します。
- 画面左のメニューから、フォーマットの種類とOCR言語を選択します。
- 正確なコピー
出力される文書の外観は元の文書とほとんど同じですが、文字はテキストボックス内に記述されます。編集作業には適しておらず、外観維持に重点を置く場合は最適。 - 編集可能コピー
出力される文書の外観は元のファイルと若干異なる場合がありますが、文書を簡単に編集できます。出力した Word文書を編集する場合は最適。 - フォーマット済みテキスト
フォントの種類、フォントのサイズ、段落の書式設定は保持されます。出力テキストは1つの列に配置。 - プレーンテキスト
段落の書式設定のみ保持されます。 出力テキストは1つの列に配置され、全体で単一のフォントが使用されます。
- 正確なコピー
- [詳細オプション] をクリックして、目的の設定 (以下参照) にチェックを入れた後、 [OK] をクリックします。
- 既定の用紙サイズ
用紙サイズを変更する場合は、プルダウンリストから目的のサイズを選択します。
元の文書と同じ状態にする場合、「自動」を選択します。 - 画像を保持する
出力文書で画像を保持したい場合は有効にします。 - ヘッダーとフッターを維持する
ヘッダーとフッターを保持したい場合は有効にします。 - 改行およびハイフンを維持する
元のテキスト行の配置を保持したい場合は有効にします。 - ページ区切りを維持する
元のページの配置を保持したい場合は有効にします。 - 行番号を維持する
元の行番号を保持したい場合は有効にします。
行番号はテキスト編集時に変更されない別のフィールドで保存されます。
※文書のレイアウトで「編集可能コピー」が選択されている場合に利用可能。 - テキストと背景の色を保持する
フォントの色と背景色を保持する場合は有効にします。 - プレーンテキストに太字、斜体、下線の文字スタイルを保持
※文書のレイアウトで「プレーンテキスト」が選択されている場合に利用可能。 - 信頼性の低い文字
このオプションを有効にした場合、Microsoft Word 文書で、信頼性の低い文字(誤認識の可能性がある文字)が強調表示されます。
- 既定の用紙サイズ
- 左のメニューの をクリックします。
- Wordファイルの保存先を指定して、ファイル名を入力後、[保存] ボタンをクリックします。
直接ファイルを指定して変換する方法は、ショートカットメニューからのファイル変換をご参照ください。