シートライセンスとは、法人での業務利用に適したライセンスです。
シングルライセンスと同じく、固定端末での利用を前提としています。
シングルライセンスのボリュームディスカウントとは異なります。
大きな違いとしては、多数の社員が各自のパソコンで業務を行う企業での利用を想定しているため、大規模展開(インストール)に対応しています。
以下に、シートライセンスのメリットとデメリットをご案内します。
簡単な機能比較については、「ライセンス比較表」をご参照ください。
シートライセンスのメリット
- 多数のパソコンでのインストールとライセンス認証を、簡略化することができます。
導入手順については、「大規模展開時のインストールについて」をご参照ください。 - シングルライセンスと比較するとライセンス単価が下がり、コストパフォーマンスに優れています。
26ライセンス以上の場合、更なるディスカウントが適用可能です。 - 保守有効期間内のライセンスであれば、次期メジャーバージョンへのアップグレード権が付属しています。
リリース時にアップグレードライセンスを購入するよりも安価で、次期バージョンをご利用いただけます。
シートライセンスのデメリット
- 最低 5ライセンス以上の購入が必要。
- ABBYY License Server と License Manager の導入が前提となり、ある程度のネットワーク知識と環境が必要です。
ABBYY License Server をインストールしない場合、ライセンスの移行が容易ではないため、PCの入れ替えが多い環境には適していません。 - PC故障時などでライセンス認証の解除や、アンインストールができない場合、認証解除の申請が必要となります。
(ユーザー登録時のサポートIDとフルコンピューター名が必要)
- グループワークに対応した同時接続型のライセンスに関しては、「コンカレントライセンスとは」をご参照ください。
【シートライセンスに関する注意事項】
- ライセンスを使用するユーザー数および端末数が、購入ライセンス数の制限を超えないこと。
- ライセンスを使用する全てのユーザーおよび端末が同一組織の管理下にあること。
- ライセンスを使用する全てのユーザーおよび端末が同一組織内であること。
- ライセンスの賃貸、譲渡、リース、サブライセンス、割り当ては許可されていません。
- 規約の詳細は、エンドユーザー使用許諾契約(EULA)をご確認ください。
製品メニューの [ヘルプ] > [バージョン情報] > [エンドユーザー使用許諾契約書を表示する] よりご確認いただけます。